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2010/10/1 身体の硬い人はコミュニケーション下手?

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こんにちは、鈴木達也です。
内田樹先生のこの記事がとても興味深かったです。

=>「あの、ちょっと」な本について
http://blog.tatsuru.com/2010/09/27_1648.php"


”・・・たぶん「公共性」に対する配慮の差なのであろうと思う。
つまり、「私の言葉ははたして他者に届くだろうか?」というコミュニケーションの存立についての配慮よりも、「私の言葉は正しい」という真理性の挙証の方を優先させるタイプの人・・・


内田先生は、このような人を「あの、ちょっと的な言動をする人」と呼んでいます。
そして、以下のように続けています。


”(道場のような)身体的な技法教授の場においては、妄想的な言動をあえてするものは少ない。
妄想的であることと、身体技法を学習することは両立しがたいのかも知れない。
むろん、まれには道場でなお「あの、ちょっと」的言動をする人もいないことはない。
だが、彼らは例外なしに身体が硬い。
肩や肘の関節が硬くてほとんど曲がらない。
ミラーニューロンが機能不全で、簡単な動作を模倣することができない。

(中略)

これらの断片的事実から推論される結論は意外なことに「公共性と身体性は相関する」ということである。
書いている私もびっくりである。”


この記事を読んで、「まさにその通り」と感じました。
公共の場で挙動不審な言動をしている人は、身体の柔軟性に欠けるような気がしないでしょうか?
自分の事を振り返っても、相手とうまく意思疎通できない時や頑固な考えに陥っている時は、身体が硬くなっているように思います。


ミラーニューロンというのは、自分が行動する時と人の行動を見ている時に同じように活動する脳の神経細胞です。例えば、自分が鉛筆を握る動作をした時と人が鉛筆を握るのを見ている時に同じように働きます。これにより、他人の意図を理解したり、感情に共感したりすることが可能になると言われています。

ミラーニューロンがうまく働いていない人は、他人の動作をうまくまねられない。また他人の反応の理解度が低いので、「ちょっとあれ」なコミュニケーションになってしまう、ということを内田先生は言われているのだと思います。


私がコミュニケーションのトレーニングを行う時、必ずラポールというテクニックをお伝えしています。ラポールは、信頼関係を短時間で築くテクニックです。どのようにするかを一言で言うと、相手のモノマネをするのです。

モノマネと言っても、コロッケが美川憲一の真似をするようにやるわけではありません (;^_^A
聞き手は、話し手とペースやテンションを合わせるために、姿勢や表情、動き、声の大きさ等を合わせます。すると話し手は、聞き手が話に乗ってくれている、感情を理解してくれていると感じ取れるようになるのです。

ラポールを教える時、相手に合わせられる幅を広げるために、スッゴク速く話したり、逆にゆ~っくり話したりする練習を行う時があります。また、ボソボソと話したり、ハッキリクッキリ話したりもします。これは多くの人にとって、なかなかヤリガイがあります。自分の枠というのはスゴク慣れ親しんだものなので、超えるのには練習が必要なんです。

内田先生の記事を読んで思ったのは、このトレーニングってまさに身体性の柔軟性を高めるものだな、ということです。口や喉の使い方や呼吸の仕方を変える必要があります。身体の使い方の柔軟性が必要なのです。

コミュニケーション力を高めるには、心もそうですけど、身体の柔軟性も必要なんですね。



それではまた。






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